“以前から、私は、
「クリエーターは言い訳をしては
いけない」と言い続けてきた。
芸大の授業でも、学生たちに
そう言ってきた。
作品として顕れるものが
全てで、
「本当はこうだったんだ」
とか、
「こういう意味なんです」
などと説明してはいけない。
日曜日。
雷とともに激しい雨が降り、
それが上がったのをサインに
近くの公園の森を走った。
さすがに斜面はぬかるみで、
行くと自分がイノシシになった
ような気がした。
走り終えて歩いている時に、
「あっ、そうか」
と思った。
野生動物は、言いわけができない。
出くわした時に、
「オレはこういうやつだから」
「実はこういうわけなんだ」
などと説明することはできない。
お互いの気配、見えるもの、
聞こえるもの、
触るものが全てである。
言い訳をしないで生きるという
ことは、つまり野生動物に
なることである。”
— 茂木健一郎 クオリア日記: やがてうっそうとした (via adorechic) (via camei, nsx)
2008-04-27 (via gkojay) (via petapeta) (via dewfalse) (via chord00)